3年目研修の様子です。

2022/12/07むぎのこ

むぎのこでは毎週(毎日!?)のように研修をしています。場所を変えての集合研修はもちろんのこと、朝打ち合わせのなかでおこなう15分ほどのミニ学習会や、毎週くり返し繰り返しおこなう虐待防止研修やペアトレ研修などなど、振り返るとほんとうに盛りだくさんです。

 

そんななかで先日行われた3年目研修!むぎのこでもお世話になっている児童精神科医の上田先生にご協力いただき、上田先生から専門知識を教えていただくとともに、そのあと幼児・学童・成人/家庭暮らし部門ごとに分かれて、ビデオ撮影した実際の支援をみながら自分たちの実践を振り返り、アセスメントし、自分ならばどんな風に支援するかと意見を出し合いチームでのアセスメントと支援の方向性を話し合いました。

午後には専門書を黙読して、学びを共有しました。

 

まずは上田先生より基礎の基礎をということで、そもそもASDについてICD‐11の言葉の意味を原文の英語ひとつひとつかみ砕き、医学的定義に基づいてその成り立ちからとても丁寧にかつ専門的に教えていただきました。あれ?ここは大学院かな?とおもうほどレベルの高い内容でしたが、実際の臨床のお話を交えながらお話いただき、また、実際の現場と知識を繋げながら学びを深めることができました。

 

職員たちからはとても難しかったという感想がたくさん出ていましたが、現場で子どもたちや利用者さんと日々関わっているわたしたちだからこそ分かることも!一般的にはそういわれているけど現実はこうだよね、なんていう話は特に深く納得。専門知識を深めるうえで、現場を知っていることがどれだけ強みとなるのかを先生から教えていただきました。

 

3年目の旅路はまだまだ続きます!皆さんもぜひ応援よろしくお願いします!