むぎのことは?

難聴児支援

名前を呼ばれたのに、気が付かない。

(1~2才)

お湯がふっとうしても気が付かない。

(3~5才)

集団の会話に入れない

(3~5才)

こんな経験、あなたのお子さんにありませんか?
むぎのこでは難聴児を支援しています。

難聴は両側にあるもののほか、片耳だけのものや、一時的に起こるものがあり、 難聴の程度もさまざまです。次の事がらに思い当たる点がある場合、難聴の可能性があります。

  • 2歳をすぎても、意味のあることばが出ない。
  • 名前を呼んでも、反応がないことがある。
  • テレビの音を大きくする、または片方の耳を前に出して聞くことがある。
  • 身振り手振りで話さないと、伝わりにくいことがある。
  • ささやき声で話すと、伝わらないことがある。
  • はっきりしない話し方をしている。
  • その場にそぐわない大きな声で話すことがある。
難聴かも?
→すぐに耳鼻科を受診するか、むぎのこに連絡をしてください。

難聴の影響
難聴は周りから気づかれにくい障がいで
本人も難聴をはっきりと自覚していないことがありますが
生きづらさを感じているかもしれません。
成長に大きな影響を与える場合があります。

軽度の難聴でもコミュニケーションに
困難さを感じている可能性があります。

→ 伝えたことが正しく伝わっていない
→ はじめて聴くことばが理解しにくい
→ マスク越しで口の動きが見えないと理解しにくい
→ 騒音の大きいところで理解しにくい
難聴は、見逃された場合、あるいは補聴器などを付けた場合でも、難聴の程度にかかわらず、 コミュニケーションに支障をきたし、言語発達や情緒、社会性の発達などに影響をおよぼすことがあります。

むぎのこでは、その子その子の聞こえにくさの 状況を把握した上で、自然なコミュニケーションのでの聴覚活用やことばのやりとりを促し、ことばの力や考える力、社会性や自尊感情などを育てます。

支援の一例

分からない表情をしていたら、 もう一度ていねいに話しかける。

孤立しないように 仲間に引き込む。

難しいことばや、 分かりづらい表現は、絵図を用いる。

子どもの表情を見て、 声の大きさや速さ、手話表現を加減する。

本人支援(発達支援)
発達全体の支援と、難聴への支援を行います。

言語聴覚士、音楽療法士、保育士、児童支援員、元聾学校教員が支援します。

小集団活動

子どもたちには「遊び」に来てもらいます。子どもたちは、大人が考えている「療育」を受けに来ているのではなく、きっと「遊びたい」と思って来ているはずです。子どもの「遊びたい」という「動機」と、療育の目的との「ずれ」をうまく調整します。こうすることで、子どもはたちはきっと楽しく療育に参加でき、発達を促す環境が整うと考えています。

小集団活動の主なメニュー

おしゃべり

幼稚園の出来事だったり、自分たちの靴下の柄だったり、話題の多くは、そのときの子どもの心の動き次第です。支援者は、子どもの発信を受け入れ、聞き役、案内、整理に努め、話を広げたり深めたりしながら話をまとめ、子どもの心の動きの言語化に努めます。リトルベル(下記参照)では、活動全体を通じて、今ここにあることを話題に、楽しくおしゃべりをします。

音楽・リズム

ピアノに合わせて運動したり、楽器を使ってリズムやメロディを楽しんだり、歌ったりして遊びます。音楽には、人の気持ちを和らげたり、豊かにする特徴があります。補聴器や人工内耳を使って、音楽の良さを享受します。聞き取りの向上のほか、発話の流暢性など、ことばの力の向上もねらい、躍動的で楽しい音楽的な実践を進めます。

遊び

模倣、表現、ごっこ、劇などの遊びを通じて、違った自分を演じます。まだ自分一人でできるようになっていないけれども、仲間や支援者といっしょにやればできるかもしれない程度の活動を行います。遊んでみるなかで、自分の思いや欲求を体現したり、少し我慢したり、変えたりしながら、違った自分を演じる創造的なパフォーマンスを実現します。

手遊び・絵本読み

手遊びは、歌を聞き歌いながら、そして、その歌に合わせて大人が動かす手や指を見ながら、自分の手や指の動きを大人やほかの子どもの動きとシンクロさせます。視覚、聴覚、歌、手指の運動、心を連動させます。絵本読みは、絵を手がかりにお話を理解します。読み手から解説してもらったり、読み手のことばを繰り返してみたり、ほかの子どもと感想を交わしてみたりすると、一人読みでは難しい本でも、楽しく読むことができます。

  
ベル(幼児、学童)
14:00~16:30 (週2回)
  • おしゃべり
  • おやつ
  • 手遊び・絵本
  • 音楽・リズム
  • 遊び
リトルベル(幼児)
10:30~14:30(週2回)
  • 絵本
  • 手遊び・音楽・リズム
  • 散歩
  • 給食
  • 午睡
  • 遊び

家族支援

お子さんの支援に関わる情報提供はもちろんのこと、心理士、相談員のほか、先輩お母さんによる個別カウンセリング・グループカウンセリングを行っています。

毎日の送迎はご相談ください!

送迎が可能な場合は、ご自宅や幼稚園等まで
ドアtoドアで送迎車でお迎えにあがります。
ご相談の際に送迎希望の旨をお知らせください。

地域支援

ご希望に応じて、在籍する 幼稚園・保育所・学校通園施設等の支援を行います。
(札幌市障がい児等療育支援事業、保育所等訪問支援事業)

ご相談は下記までご連絡ください。
受付時間平日8:30~17:30
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